フルオシノロンアセトニド外用薬(フルコートf)を使ってみての感想。

くすり

〇45歳頃より、夏にへその下あたりに、むれるからでしょうか、あせものようなものが出来て痒くなります。

そのため、ホルモン剤含有の外用薬を使用しました。

〇ホルモン剤と聞くと、副作用がこわいとういうような話を聞きますが、調べた限りでは使用方法通りに使用した場合、副作用はほとんどないということです。

まれに、皮膚が薄くなったり、赤くなったり、紫色になったりすることがあるようです。

〇ホルモン剤含有外用薬を適正に使用すれば過剰に心配をする必要はないようです。

以下の点に注意しましょう。

● 広範囲に(大量に)使わない。

● 長期間使用し続けない。

● ウイルス(口唇(こうしん)ヘルペスなど)や真菌(みずむしなど)に感染している部位には使用できません。

以上のように説明されています。

〇外用ステロイドの効果の強さは、医療用医薬品を含めて5段階に分類されています。その中でOTC医薬品としては、ウィーク(弱い)、マイルド(中くらい)、ストロング(強い)の3段階が市販されており、『フルコートf』に配合されているフルオシノロンアセトニドはストロングに分類されます。

〇セルフメディケーションでの使用方法は「手のひら2~3枚分の範囲」と考えるようです。(お子様に塗布する場合はお子様の手のひら2~3枚です)それを超える場合はお医者さんに診てもらうということです。 医学文献によると1日量として成人は20g(手のひら80枚分)、小児はその1/3程度までを目安に使用していますので、セルフメディケーションではさらに安全性を考慮して「手のひら2~3枚」としているようです。

〇また使用期間ですが、1週間以上は続けて使用しないでください。となっています。

使用する部位にかかわらず5~6日使用しても改善しない、あるいは悪化した場合は、他の原因、もしくは疾患の程度がセルフメディケーションの範囲を超えていることが考えられますので、お医者さんに診てもらったほうがいいようです。

(田辺三菱製薬サイトより)

また添付文書では1日数回まで使用できるとなっています。しかし現実的には、1日2回ぐらいが一般的なようです。

〇レビュー商品 フルコートfはこのような商品です。

フルコートフルコート

〇有効成分

〇成分(1g中)成分含量

フルオシノロンアセトニド(合成副腎皮質ホルモン)                 0.25㎎

フラジオマイシン硫酸塩(抗生物質)             3.5㎎(力価)

〇効能効果

● 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんまん

● 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

※ウイルスや真菌による感染部位には使用できません

使用して効果はあったと考えています。1週間ぐらいしてくると、痒くて痒くてたまらなかった赤かったあせもが、赤黒くなり、かゆみもなくなりました。現在は、肌色の普通の皮膚に戻っています。

ホルモン剤含有外用薬は、感染症を惹起しやすい可能性がありますので、添付文書を確認して使いましょう。

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